■1/6特撮シリーズ 帰ってきたウルトラマン Ver.2.0 完成品フィギュア

Amazon / あみあみ

帰りマン(18話：対べムスター)を再現するのに下記を参考にする。

 

(1)製作に使用した資料

1)DVD

・帰ってきたウルトラマンDVD-BOX(VOL.5)

・帰ってきたウルトラマン1971(DVDと書籍)

2)書籍

・ディアゴスティーニ ウルトラマン(オフィシャルデータファイル)

・竹書房 ウルトラマンクロニクルズ

・朝日ソノラマ 帰ってきたウルトラマンアルバム

・講談社 ウルトラマン(VOL.6)

・朝日ソノラマ 帰ってきたウルトラマングラフィティ別冊

・講談社 決定版ウルトラヒーロー(135大決戦百科)

・講談社 決定版40大ウルトラマン(ひみつ100超百科)

・双葉社 帰ってきたウルトラマン大全

・竹書房 ウルトラマン画報(上巻)

 

(2)対べムスターの帰りマン選定について

・『18話のウルトラマンセブン参上』は 帰ってきたウルトラマンシリーズの中では視聴率の低迷期でシリーズの初回や終盤の回と比べ18話近辺のスーツの記憶が乏しいと推測されますが(ウルトラマン大全の323ページ記載データ)シリーズでのキーポイント(ウルトラブレスレットなど)になる回であるのでこの回の帰りマンを選定。

 

(3)ポーズについて

・帰りマン18話(ウルトラセブン参上)でのウルトラスパークのポーズを製作。

・下半身の動きを出すため、ウルトラスパークの仁王立ち決めポーズから左足を踏み出し始める状態にし動きを表現する。

 

(4)スーツについて

・スーツの種類はいろいろな説があるようです。スーツが6種類(NGスーツは除く)説もあるようですが2種類スーツが登場する回もあるため慎重に確認。原型に関しては18～20話の同スーツで検証し製作。(17話・22話になると着ぐるみ自体が変更)

・スーツ6種類分類では今回の原型の18話は3号スーツにあたり、ファルシオン・ビリケンの帰りマンは1号スーツ。

・スーツの皺はスーツごとに特徴的な癖皺があるため18話の皺も書籍やDVDで検 証し多少の強調や省略化しながら皺の造形。

・このスーツはみぞおち辺りの赤色ひし形が正中線から右にずれているのが特徴で同じような赤ラインのスーツと区別しやすいのが特徴。(講談社ウルトラマンVOL.6の4ページで画像確認)

 

(5)マスクについて

・マスクはに6種類存在する説があるのですが不明瞭なため検証しましたところ18話は3号マスクにあたり同マスクはスーツと同じで18～20話の3話のみとなります。(6種類説では3号マスクは17～29・30・34話に使用とあるが誤説の可能性あり。)

・目のカットの造形は19と20話の劇中で顔のクローズアップの動画シーンがありコマ送りで検証したところCマンと比べひし形などのカット面は小さく、面取りの数多いことが明瞭な画面ではないが判断。)

 

(6)プロポーション(スーツアクターの体型)について

・きくち英一氏着用の帰りマンのプロポーションに関しての参考画像は帰ってきたウルトラマンアルバムの7ページに記載されており、1号スーツの前面・側面・背面の写真を原型寸に拡大コピーした画像を参照し、ほかの書籍やDVDを参考。

 

上記の事柄を留意しながら原型を製作！！

 

以上

原型師談。

Amazon / あみあみ